
バルセロナ研修旅行
第4日 その3
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キックオフ!
バルサがボールを回す!!この日、怪我でベレッチとデコを欠き、ピボーテのマルケスは家庭の事情で
メキシコに帰っているらしく、この日ピボーテにはチャビ、ファンボメルがポジションをチェンジしながら
勤めている。デコのポジションにはイニエスタが!
そして開始して1分経たないうちに、イニエスタが一瞬のスペースを見つけて
スルーパス。2列目から飛び出したのはファンボメル!キーパーとの1対1を冷静にループシュートで
交わし
GOOoooooOOOOL!!!

あっさり先制!!
ほんと開始0分じゃないですか?
あっという間でした!
しかも、マルケス、デコというレギュラーが居ない為、変わりに出場
したイニエスタ、ファンボメルがきっちり仕事をこなす。
今のバルセロナの強さは、全体のレベルが高い上に、攻撃の方向性が
統一しているため、どの選手が出てもハイパフォーマンスが維持される
ところなんですよねー。
そして開始13分にはまたまたイニエスタのクロスにエトーがヘッドで
決めて2点目!
GOOoooooOOOOL!!!

あっはっはっは!!
もう止まりません。パナシナイコスサポーターは唖然としています(・○・)・・・
そして、この日一番大車輪の活躍をしていたのは先発で器用された
メッシだったのです!!
店主の背中のMESSIの文字が誇らしかったですよ!!
前半の30分までに少なくとも4〜5回の決定機を演出し、オフサイドになったものの
ゴールネットも一度揺らしたのです。
そして前半34分についに、その時が来たのです
メッシは右サイドでドリブルで突破を図る!
相手ディフェンダーは3人がかりでメッシを止めに来る!メッシは近くに
フォローに来たエトーへパスを出すが、ディフェンダーと競り合いに
浮いたこぼれ玉、メッシがそれに素早く反応!2人のディフェンスを
リフティング1発でかわし、ショートバウンドでシュート!!
キーパーが反応できず、ゴールネットが下から突き上げられるように激しく揺れる
GOOoooooOOOOL!!!

メッシ最高!!
どうです?この笑顔。今、世界でこんなに笑顔で観れるサッカーをするチームは
あるでしょうか?
そりゃぁ、ご贔屓チームが勝てば笑顔になるでしょう。しかし店主のこの笑顔は
勝ったからの笑顔ではないのです。
面白いサッカーを魅せてくれるからの笑顔なのです
そして今のバルサを象徴するゴールが前半40分に生まれる。
カウンター気味に通されたパスを右のメッシがドリブルで持ち込む
右サイドから中央へ切れ込むようにドリブルすると、この日何度も
このドリブルでペナルティエリアへ侵入を許している相手ディフェンスは
数人掛かりでメッシを止めに来る。
メッシは、エトーとポジションを変えて中央に居るロナウジーニョへ横パス。
慌ててDFはロナウジーニョへマークを集中する。そりゃそうです。ロナウジ
ーニョ相手に、1人2人のDFでは対応しきれない。
そして、これでメッシとエトーのマークがはがれる
ロナウジーニョはメッシへパスをもどす様に右のメッシの方を見ながら、逆に
左のエトーへあっちむいてホイとノールックパス!
エトーのマークを完全に失くす為の顔フェイント!!ずばりはまって、エトーのマークは居なかった。
エトーは落ち着いてキーパーの逆を突いて足元へ鋭いシュート
GOOoooooOOOOL!!!

前の3枚、ロニー、エトー、メッシ。
3人ともが1対1では止められない才能の持ち主。
この三人が前線でパスを回してしまうと、どうしても4枚や5枚の
ディフェンスじゃ数が足らなくなってしまうのだ。
4−0

素敵で無敵!
こんな言葉が浮かんでくる。
攻撃的と言われるスペインサッカーの中でもとりわけバルサは昔から
攻撃重視なチームだった。しかし今のバルサほどチーム一丸になって
サブもレギュラーも一つになって、90分間中盤を支配し、早くて正確な
パス回しと波状攻撃で相手に常にプレッシャーを与えるチームは過去の
バルサでもなかったんじゃなかろうか。
どこかの石油王が金に物を言わせて自称世界最高の監督を招いて
作ったチームは、まずディフェンダーに組織を叩きこみ、高さ、強さ、連携
で鉄壁の固い守備を構築する。それが名将の仕事であり、勝利への
近道と言わんばかり。
パスタとお洒落の国のサッカーでは5−0で勝つより1−0に美学を感じる
らしい
そんなサッカーが蔓延するとサッカーはあくびをしながら見るものに
なってしまう。
サッカーは観る者を魅了するスポーツでなければならない。
そして、そういうサッカーが、せせこましいディフェンシブなサッカーを
叩き潰す力強さを持ってこそ今後のサッカー界に明るい未来があると、そう思う
今のこのバルセロナのチームは間違いなくその事を実践している、そして
今のこの面子はきっと後世に語り継がれる凄いチームです。
店主は幸せです。
この素晴らしいチームが、こんなに素晴らしい成熟を遂げている
この時代に、生でこのチームを見に行ける時代に生まれて!

前半は左サイドに張るロナウジーニョが目の前に
試合は後半もバルセロナが主導権を与える事無く支配し続け
最終的にエトーのハットトリックも飛び出して5−0という完全な
勝利で終り、最初に予想した通り、この試合の結果、首位で
グループリーグを突破した。
そして、後のブレーメン戦、ではやはりサブのメンバーが中心
となったチームで消化試合をこなす事になった。
予想通りで怖いくらい。。。
今シーズン少しモタモタしていたバルサだが、この試合の前の
ソシエダ戦で5−0、この試合で5−0と勝ってから完全に
チームの形が出来たようで、現在12月24日のクリスマスイブ
の時点で、アウェーのクラシコでレアルを完全粉砕した試合も
含めて、公式戦12連勝(しかも殆どの試合で3点以上取っている)
と隆盛の極みを誇っている。

後半は右サイドのメッシが目の前で観れた
この連勝街道の核になったのはロニーはもちろんだが、メッシの
台頭。そのメッシがバルサでの役割を開花させたのが、まさに
この日の試合だったのです。
これから何年、いや十何年に渡って、トッププレーヤーとして
活躍するであろうメッシの言わば真の意味でのデビュー戦
この試合を観に行けた事に店主は感慨深く神に仏に感謝感謝なのでした
もちろん全てのバルセロナの選手たちは本当に素晴らしいパフォーマンスを
魅せてくれたのは言うまでもありません
そして、もう一つ店主が感動したのは、このカンプノウスタジアムのサポーター
たちのサッカーを楽しむ姿勢が素晴らしかった事。
サッカーの応援と言えばお揃いのチームカラーの服に身を纏い
オレ〜オレ〜と皆で声を合わせて応援歌を歌う。
もちろん、それはそれでいいと思うけど、このカンプノウのファンは
もっと素朴で好感が持てた。
スタジアムに足を運ぶファンは、普通にそれぞれの格好をしている
チームに誇りを持っているが、特にチームカラーを前面に押し出している
人は少ない。それくらい、サッカーは日常に溶け込んでいると
言っていいのかもしれない。
近所のスーパーに買い物に行くのと同じ感覚でスタジアムに集まって
くるのだ。
himno(イムノ)を歌う時は皆声をあわせるが、試合中はプレーを
みんな凝視している。
凄いプレーには自然発生的に拍手がおき、不服な審判の判定相手には
口笛でブーイング
フリーキックなどの時には応援団の太鼓に合わせて手拍子が起こる
惜しいプレイにはおぉーっふぅという溜息のような歓声に包まれる
↓
何はともあれ、このカンプノウでのチャンピオンズリーグ観戦は
店主にとって、人生で忘れられない宝になった。
素晴らしい、スタジアム、サポーター、チーム。
そして今、世界じゅうのどのチームとも、そして過去のどの
偉大なチームと比較しても遜色のない偉大なチームへと
なりつつあるバルサを観る機会を持てた事を素直にシミジミ喜んで
余韻を楽しみつつスタジアムを後にするのでした
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